このページでは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント「Geekly(ギークリー)」を利用した転職体験を紹介します。転職を検討している方、転職先を模索している方には、参考になる内容があるかも知れません。
具体的には、Geeklyを利用した転職活動の過程や、Geeklyを使ってみて良かった点・良くなかった点などを紹介しています。
転職活動に悩んでいる方は、ぜひ一読してみてください。
目次
Geekly(ギークリー)の基本情報
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。求人の紹介から履歴書の添削、面接のスケジュール調整まで包括的なサポートを提供しています。
IT職種専門のアドバイザーが多数在籍することから、転職者と企業のニーズを正確にマッチングさせる実績に定評があります。
累計支援者数 | 80,000名以上 |
求人件数 | 27,000件以上 |
対応地域 | 首都圏 |
私はこのGeeklyを活用して転職活動を行ったので、その結果や感じたことについて紹介していきます。
Geeklyを使って転職活動をしてみた結果
Geeklyを活用した転職活動の結果、最初の申し込みから1ヶ月と少し(35日ほど)で、複数の企業から内定を獲得しました。
さらに、その内定のうち、特に興味を持っていた会社に転職することを決断し、転職活動を終えました。
具体的な進捗は、書類提出が25社(そのうち、書類審査を通過したのは21社)、一次・二次選考が15社(そのうち、通過したのは5社)、そして最終選考が4社(そのうち、通過したのは3社)という結果です。
前提
フロントエンドをメインとした20代のWebエンジニア。キャリアアップを目的に自社開発企業を中心に選考を受けて転職活動を進めた。
Geeklyを利用しての転職活動をおすすめします
私自身、Geeklyを活用した転職活動に大変満足しています。その理由はいくつかありますが、特にエージェントと協力して転職活動を行えたことが大きなメリットでした。
転職活動は精神的にも時間的にも負担がかかるものですが、Geeklyを通じてエージェントと連携できたことで、非常にスムーズに進行できました。
詳細なメリットは以下で説明していますが、個人での直接応募と比較して、Geeklyを利用することで負担を軽減でき、成功に近づける可能性が高まると実感しています。
転職を検討している方に、ぜひGeeklyの利用をお勧めします。
Geeklyを使ってみて良かったこと
ここからは、Geeklyを使ってみてどのような点に魅力を感じたのかをお伝えします。
中には、Geeklyに限らず、他の転職エージェントでも提供している内容もあるかと思いますが、あくまで「Geeklyを使ってみて良かったこと」として紹介します。
1. エージェントとの対面面談が可能
Geeklyに登録すると、最初にカウンセリング面談が行われます。オンライン面談も選択できますが、Geeklyでは対面面談を推奨しています。
この対面面談にはメリットが多く、候補企業に自分の人柄や雰囲気を伝えてもらうことができるため、マッチ率が向上し、オンライン面談と比較して2倍の転職成功率が得られるようです。
私自身も平日の20:30から90分間の面談を受けました。業務内容の共有や将来のキャリアについて和やかな雰囲気で話すことができ、その後、求人の提案が行われました。
2. 自分で探しても見つけられない求人と出会える
カウンセリング面談を通して、自分に合った求人を紹介してもらえます。Geeklyが独占的に提供する非公開求人もあるので、自分で探すのが難しい求人も見つかるかもしれません。
私はGeekly利用以前に個人で転職活動をして求人を多く見ていましたが、それでも見たことのない企業や求人が多く、新たな気づきが多いと感じました。
こうした求人に出会えるのは、エージェント利用の大きなメリットの一つであり、特にGeeklyはIT・Web・ゲーム業界に精通しているので、エンジニアにとって非常に有益な選択肢と言えます。
3. 履歴書・職務経歴書の添削サポートが充実
転職を検討している方の中には、履歴書や職務経歴書の書き方に不安を抱えている方も多いでしょう。
しかし、Geeklyではそういった方々も安心してサポートを受けることができます。担当エージェントには記載内容の確認をお願いできますし、さらに専門のチームが添削サポートを提供しているとのこと。
私自身もGeeklyの添削サポートを受け、職務経歴書を改善、その結果、書類通過率は80%を超えました。
Geeklyは、求人探しと同様に、書類作成の面でも頼りになるパートナーとも言えると思います。
4. 進捗管理ページ(マイページ)が便利
Geeklyは面談を実施したのち、進捗管理ページ(マイページ)を利用できるようになります。このマイページは以下の機能を提供しています。
- 選考中の企業のステータスと選考日程の確認
- 希望の選考日程の提出
- 選考の中の質問と回答のメモ
- Geeklyが保有する全求人の検索と閲覧
- 履歴書、職務経歴書、ポートフォリオのアップロード
- レジュメ生成ツールの利用
実際に利用していましたが、この進捗管理ページは便利でした。
5. 選考スケジュールの調整が簡単
Geeklyを利用して大きなメリットだと感じたのは、選考スケジュールの調整を行なってくれるというものでした。
Geekly利用前は直接応募で何社か選考を受けていたのですが、複数の企業の選考を受けていると、面談日程の調整が大変でした。それぞれの企業の面談日程が被らないように事前に調整して提出する必要があるからです。
Geeklyを利用すると、担当エージェントに選考企業と選考可能な時間帯を共有すれば、選考スケジュールを調整してもらえます。
例えば、「A社の一次面接・B社の二次面接・C社の一次面接を、1日の18時以降・2日の13時から14時・3日の15時以降で希望します」とまとめて提出することができます。共有された情報をもとにどの選考をいつに入れるのかを調整してくれます。
さらに、マイページから選考希望日時を提出することも可能で、これが非常に簡単でした。
6. 過去の選考の質問内容や傾向を教えてくれる
GeeklyはIT・Web・ゲーム業界に特化しているからこそ、企業の選考について多くの情報を持っていました。
マイページに記録された選考内の質問内容はデータベースとして保存され、以前の選考受講者がどのような質問を受けたのか、何を重視していると感じたのか、経験や感想を共有してくれます。
これにより、面接の内容や傾向を把握し、自信を持って面接に臨むことができます。
7. 選考結果をエージェント経由で聞ける
選考結果を、直接企業からではなく、担当エージェントを通じて受け取ることができたのは自分にとってありがたく感じました。
合格の場合は問題ありませんが、不合格の際の企業からの「残念ながらお見送りとさせていただきます。」というメールは、自分は正直苦手です。数が溜まってくるとメンタルに来てしまうタイプです。
しかし、担当エージェントを介して選考結果を受け取ることで、そんな心の負担も軽く感じました。下記のように、エージェントからのメッセージはとても丁寧です。
8. 選考落ちの理由を聞ける
さらに、選考に落ちた場合、その理由をエージェントに尋ねることができます。
通常、企業は直接応募の場合、選考落ちの理由を明示しないことが多いです。私も直接応募で選考を受けていた際、何が合わなくて落ちてしまったのか分からなく悩むことがありました。
一方で、エージェント経由の場合、企業が選考結果に関する情報を提供しています。どこに惹かれたのか、どこがフィットしないと考えたのか等を共有してくれます。
そのため、なぜ選考に落ちたのかを知ることができ、今後の選考に向けて対策を講じることができます。
9. 志望度合いを企業に伝えてくれる
エージェントとのコミュニケーションの中で、私にとってどの企業が最も優先度が高いかを頻繁に尋ねられました。
優先順位の高い企業を1位から3位まで伝え、その企業には私の志望度が高いということを伝えてくれていたように感じます。
面接の際に、自分から「御社が第一志望です」と言うよりも、エージェントから「志望度が高い」と紹介されることで、企業は安心感を持ち、選考結果に影響を与える可能性もあると思います。
第三者の視点から企業への印象を伝えることは、エージェントの特長の一つと言えるでしょう。
10. 選考辞退を伝えてくれる
複数の企業と選考プロセスを進める中で、時折、優先順位がついたり、特定の企業に対して選考を進めなくても良いと感じることがあります。
このような場合、選考辞退の連絡を担当エージェントにお願いすることができます。
通常、直接応募の場合、相手企業に対して選考辞退の通知をすることは気が引けることがありますが、エージェントを介していれば、その連絡もエージェントが代行してくれます。
私自身も、選考辞退をスムーズに行うことができ、後ろ向きな気持ちになることはありませんでした。
11. 年収アップの交渉を行なってくれる
年収アップの交渉は多くの人にとって難しい課題ですが、エージェントに頼ることでその負担を軽減できます。
昇進や昇給が難しい状況下で、転職による年収アップは重要です。従って、提示される転職時の年収は高い方が望ましいです。
そこで、エージェントに年収交渉をお願いすることは非常に有益です。実際、私も最初に提示された年収から、エージェントの交渉により年収が30万円増加し、入社を決意しました。
エージェントとしても、高い年収は会社の売上と自身の成果につながるため、積極的に交渉してくれます。
Geeklyを使ってみて悪かった・良くなかったこと
続いて、Geeklyを使ってみてもっとこうして欲しかったと感じる「良くなかったこと」をお伝えします。
- メールの往復を1日に何度も行えない
- 担当エージェントが変更になる可能性がある
- 紹介求人が首都圏に集中している
1. メールの往復を1日に何度も行えない
担当エージェントとの連絡手段は電話とメールですが、メールの場合、1日に何度も往復のやり取りを行うことは難しかったです。
エージェントは通常、数十から100人以上の転職候補者を担当していることが多いと考えられます。ほとんどのエージェントはメールの返信に特定の時間帯を設定しており、それに合わせて連絡を取り合うことが一般的です。(もちろん、エージェントにより異なる場合もありますが、私の経験ではこのようでした)
一方、電話を通じてコミュニケーションをとることは比較的容易で、通常、すぐに話すことができます。
また、電話がつながらなかった場合でも、迅速に折り返しの連絡をもらえます。こちらからの電話を受け取っても、通話料金を気にかけてすぐに折り返しをくれます。
やりとりが発生するコミュニケーションを希望する場合、メールではなく電話を活用すれば何も問題はないかと思います。
2. 担当エージェントが変更になる可能性がある
Geeklyを利用して転職活動を行う際、担当エージェントが急に変更されることがありました。
私がGeeklyを使って転職活動を始めてから1ヶ月ほどしか経っていない期間に、担当エージェントが変わったのは少し驚きでした。
たまたま私の場合タイミングが重なってしまったということもあると思いますが、急なメールでの通知だったため、少し戸惑いました。
ただし、情報の引継ぎは十分に行われており、直接的な不便や不安は感じませんでした。ただ、面談を通じてお互いの顔や性格を知り、共に転職活動をスタートさせた状況だったため、同じエージェントに引き続き対応してもらえればという希望もありました。
3. 求人が首都圏に集中している
私自身が実感したわけではありませんが、Geeklyの求人の特徴には首都圏(特に東京23区内)に焦点が当てられているという点があります。
Geekly自体も、マイページ内で下記のように示しており、東京23区以外(特に首都圏外)の求人を探している方には、Geeklyは適していないかもしれません。
また、Geeklyのカウンセリング面談は、通常オフラインで行われ、渋谷の本社で実施されます。オンライン面談も選択肢に含まれていますが、対面面談が強く推奨されており、ユーザーが都内近郊に住んでいることを前提としていると思われます。
Geeklyに関するよくある質問
続いて、Geeklyに関してよくある質問と、それに対して、実際私の場合どうだったかについて回答していきます。
Geeklyの利用には料金がかかりますか?
いいえ、Geeklyの利用は完全に無料です。転職エージェントの仕組みに基づいており、転職者が費用を負担する必要はありません。
私自身もGeeklyを無料で利用しました。安心してサービスをご利用いただけます。
勝手に求人に応募されることはありますか?
希望していない求人に勝手に応募されることは一切ありませんでした。
初回のカウンセリング面談では、候補となる求人が約30件提示され、その中から希望に合った求人を選ぶことができました。
また、特定の求人に対して「絶対に応募しない」という要望も伝えることができます。
したがって、望まない求人に応募される心配はほとんどありません。
このページのまとめ
Geeklyを利用することで、転職活動をよりスムーズに進めることができます。実際に私は転職活動を通じてそれを実感しました。
自分自身の成長とともに、Geeklyのサービスを活用して、理想のキャリアを手に入れましょう。